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今月のうまいもん

8月のうまいもん/淡路島の鱧

8月のうまいもん/淡路島の鱧

淡路島の鱧 「本邦初「鱧の杮鮓」がお目見得!」  鱧は、祇園祭や天神祭で食べるといわれ、夏場の食材として昔から用いられています。梅雨の雨水を飲んで旨くなると伝えられていますが、本当は、9月に産卵をするために、せっせと栄養を摂るので夏場にはよく肥えて美味になるのです。この時季の鱧は、お腹に卵を宿しており、うまくいけば卵も珍味として味わえるのですが、そこまで提供している料理屋はまず少な...

7月のうまいもん/明石ダコ

7月のうまいもん/明石ダコ

明石ダコ   「昔も今も、この季節にはタコを食べて元気を取り戻す」    7月はタコの季節、そう言われても関西で暮らす我々にはピンとこないのかもしれません。ましてや普段から明石タコなるブランド食材を食べていればそうかもしれません。かく言う私も、半夏生(はんげしょう)なる言葉を聞いたのは東京の方から。某メーカーのレシピサイトを企画していた折りに「関西では7月にタコを食...

6月のうまいもん/ひょうご雪姫ポーク

6月のうまいもん/ひょうご雪姫ポーク

「パンや麺類を食べさせることできれいな霜降り肉を実現」    牛肉より豚肉の方が安い時代というのは一昔前の話。ある時期から銘柄豚と呼ばれるものが続々と登場し、その価値を上げた為、銘柄によっては牛肉より高いものが登場しました。特に鹿児島の黒豚や沖縄のアグー豚、TOKYO Xなどのブランド豚はなかなかのレベルです。消費者にも高嶺の花的存在に映っているようです。そもそも豚の...

5月のうまいもん/淡路島サクラマス

5月のうまいもん/淡路島サクラマス

「山にも戻らず海だけで育ったサーモンピンクの逸品」    関西のグルメシーンで、このところ"サクラマス"なる素材が目につくようになりました。その原因は、淡路島にあります。三年トラフグで一躍ブランド化に成功した淡路島・福良漁港の養殖業者がフグの終わった時期に出荷する魚を模索し、サクラマスの養殖に目をつけたのです。2015年ぐらいから養殖がスタートし、2017年3月1日に...

4月のうまいもん/桜鯛

4月のうまいもん/桜鯛

「食べるだけでなぜかめでたい"桜鯛"」   春になると、気候のせいか、なぜか街が華やいで見えます。街を闊歩する人達も春の陽気とともに行動的になるようにさえ思えるのです。何はともあれ、春はめでたいと言いたくなりそうなので、今月は"桜鯛"を旨いもんとして取り挙げることにしました。日本人は昔から語呂合わせが好きなようで「めでたい」と称し、祝い事に鯛を用いてきました。鯛は、スズキ...

3月のうまいもん/山菜

3月のうまいもん/山菜

河内の春をいち早く告げる八尾の若ごぼう  卒業、入学、就職と3月は、お祝い事が多い時期です。飲食店もそれに向けての対応に大童(おおわらわ)で、色々なフェアを催したりと、何かと活気に溢れています。ところが料理人にとっては頭を悩ませるのが春で、3月と4月はお客様にアピールできる食材が少ないのです。冬に蟹、ふぐ、クエと人気の食材が目白押しなのに対して、春は筍ぐらいしかないのが現状で...

2月のうまいもん/酒粕料理

2月のうまいもん/酒粕料理

酒粕プロジェクトメニューで女子力up!を 酒粕文化存亡の危機を訴えながら始めた酒粕プロジェクトも早いもので5回目の冬を迎えました。当初は有馬温泉の老舗旅館「御所坊」と「さかばやし」の酒粕鍋対決と銘打って始めたものが、年々反響が大きくなり、昨冬は神戸市内の35店舗もの飲食店が当プロジェクトに参加いただけました。そのせいか、今や酒粕料理は神戸の冬の風物詩として復活を果たし、全...

1月のうまいもん/神戸産野菜

1月のうまいもん/神戸産野菜

神戸は隠れた野菜の名産地   港町として発展して来た神戸は、外国からの影響を受けたせいか、街の食文化にも舶来のイメージが漂います。神戸の食というと、大半の人が挙げるのが、まずは神戸牛です。そしてスイーツやフランス・イタリア料理、中華料理の外国料理の順になります。オシャレな印象が強いせいでしょう、神戸のイメージにいつまでたっても“農業”が挙がらないのも現実です。神戸を印象づ...

12月のうまいもん/淡路島三年とらふぐ

12月のうまいもん/淡路島三年とらふぐ

証明書付きで産地もはっきりした淡路島・福良の産物    有名になると、それを模倣するものや、ひいては偽装品まで出回る昨今。「それを有名税と呼ぶべき」と言う人もいますが、開発者は納得できないのでは…。淡路島・福良で育てられている三年とらふぐは、今や兵庫県を代表する産物といわれるまでに成長しました。漁業関係者の間では、「近頃は三年とらふぐと偽って販売される事がある」と噂されて...

11月のうまいもん/秋のキノコ

11月のうまいもん/秋のキノコ

「秋の味覚なら、高嶺の花をいっそ目指そうか」  「松茸が人工栽培できる?!」。今秋このニュースが駆け巡り、世のグルメ達をわくわくさせてくれました。日本の高級食材の代表の一つで、秋の味覚の象徴がこれで手に入りやすくなるのではと、胸が高鳴るのも理解できますが、実はこれはバカマツタケの栽培を指しての話です。加古川の肥料メーカー・多木化学が完全人工栽培に成功し、三年後に商業生産を目指すと言っ...

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