CSR

“当社のCSRへの取り組み”

SDGsを経営の中核に位置づけ、さらなる効率改善を追求し、地球温暖化など環境に配慮した酒造りを目指しています。

SDGsへの取り組み

受賞歴(国内)

■2019エコプロアワードで財務大臣賞を受賞

当社の環境配慮活動を評価していただき、エコプロアワードで初めての財務大臣賞を受賞しました。
生産工程のデジタル化により、品質と生産性向上、さらに地球温暖化防止、水資源の保全と節水、酒粕の再利用、ビン(ボトル)の再資源化、生物多様性への配慮、有害物質への対応に取り組むなど、環境価値と事業価値を両立したことが評価され、日本酒の蔵元として初めて財務大臣賞を受賞しました。

受賞歴(海外)

■2020ウォーター・マネジメント アワードを受賞

「THE DRINKS BUSINESS GREEN AWARDS」は、ドリンク業界における環境問題への認識を高める目的で、持続可能性と環境パフォーマンスの分野で先導的な役割を果たしている企業を表彰する世界最大のプログラムです。日本酒の酒蔵としてはじめて受賞しました。

■2020エシカルカンパニーの世界トップ3に

英国のグリーンアワードにて世界のトップスリーのエシカル・カンパニーに選ばれました。

SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALS SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALS

私たちは未来の地球と自然環境を守るため、サステナブル(持続可能)な酒造りを実践しています。

当社におけるSDGsの課題

課題1
地域資源を最大限に活用した持続可能な原材料調達100%を実現する
課題2
環境負荷に考慮し、社会に貢献するものづくりを行う
課題3
お客様、お取引先を巻き込んだエシカルな社会づくりと資源の持続可能性を向上する

当社のSDGsへの取り組み

■最先端設備を導入した環境対応と生産性向上

2010年からの7年間で70%の削減(年平均10%削減)という驚異的な省エネルギーを達成。

■節水技術の積極的な導入

2010年からの7年間で生産量は3倍に増加したが、水使用量の増加は35%に抑制。

■ビン(ボトル)の再資源化

再生可能な透明ビンに静電塗装を施すことで、年間45万本のビンをリサイクル可能に。

■環境保全と生物多様性への配慮

六甲山の環境保全活動やコウノトリの野生復帰事業を応援。

■ICTを活用した山田錦の栽培技術向上

神戸市、JA兵庫六甲、コニカミノルタ他と連携し、ドローンを用いた画像解析、生育診断、再生リン肥料(こうべハーベスト)を用いた生育調査を実施し、循環型農業を推進。

■持続可能な酒米づくり

弓削牧場のミニバイオガスプラントから生まれる副産物「有機消化液」の栽培利用によって、資源循環と自然エネルギー普及モデルの確立を目指す。
同時にオーガニック栽培に向け、山田錦では進んでいない除草剤を使わない栽培技術にも取り組む。

■高品質な酒を安定的に醸造する仕組み

社員による酒造りに移行し、作業データを数値化し、杜氏の技を再現。
スマホを使った遠隔制御などで働き方改革を実現。

■酒造りのイノベーション「タライ麹造り」

高度な知識と経験が必要だった麹造りにプラスチック製タライを用いることで、高品質な麹を安定して生産。

■地域循環経済への寄与

神戸市近郊の旬菜を使用するなど、地産地消の推進。
環境意識を高めるための「生酒の量り売り」。

■副産物の価値向上

酒造りの副産物である酒粕を板粕にして販売。また酒粕を使った料理を提供し有効活用。

■お客様、従業員、地域住民の皆様の安全への配慮

72,000リットルの貯水槽を災害時には近隣住民への飲料水供給装置として活用可能。
福寿蔵(醸造棟)はマグニチュード8級の地震に耐えうる免震構造建築。

■災害連携協定

神戸市、日産自動車とともに「災害連携協定」を締結。
災害時に不可欠である電気と水を電気自動車を使って市民に供給。
阪神・淡路大震災の記憶を風化させず、将来にわたって人々が安心して暮らせる魅力と活気に満ちた神戸であり続けることを目指す。

■コミュニティーへの参画および発展

新酒の誕生を祝う蔵開きを実施(約5000人の来館者)。
地域の健康を守る取り組みとして年に2回健康測定機会を提供。

■コミュニティーへの参画および発展

地元NPOと連携した地域づくり。
酒蔵発信の芸術文化支援。

■コミュニティーへの参画および発展

地元の障がい者就労支援センターがつくる「酒粕バタークッキー」に協力し食品ロスの削減と障害を持つ人の工賃アップを実現。

TOPへ