兵庫県「創造的復興サミット」のエクスカーション視察で復興への取り組みを紹介させていただきました。(2025.9.20)






2025年は阪神淡路大震災から30年の節目の年です。
兵庫県では、阪神・淡路で生まれたコンセプト「創造的復興」をテーマに、被災地の知事や海外の自治体・関係機関などが意見交換し、世界に向けて発信する「創造的復興サミット」を9月20日(土)に神戸で開催しました。
「創造的復興サミット」は、単に災害前の状態に戻すだけでない Build Back Better の概念の提唱を行うものです。
9月20日(土)午前には、阪神淡路大震災と同じように大きな災害を受けた地域の石川県や益城町、トルコ(カフラマンマラシュ県)の代表によるエクスカーション視察を実施。
その一つの視察先として「神戸酒心館」にご来館になり、当社の震災から復興に至るこれまでの取り組みをご紹介させていただきました。
当社は、阪神淡路大震災で木造蔵が全壊するなど大きな被害を受けましたが、皆様のご支援のおかげで今日の神戸酒心館があります。
そういった皆様の想いを大切に、震災復興の象徴と未来への希望を込めた日本酒「福寿 復興の一滴」(1本100万円)を発売。
売上金全額を震災の記憶を未来へつなぎ防災意識を育むことを目的に、人と防災未来センター・兵庫県教育委員会・神戸市教育委員会に寄付しました。
また、私たちは輪島市門前町にある民家を能登酒心館として再生。
2024年の能登半島地震では被災された方に避難場所として利用し、その後は復旧にあたる企業に貸し出すなど能登の復興を応援しています。
これまでの取り組みを通じて、神戸酒心館は災害に強い地域社会の構築に寄与し、持続可能な未来を築くことを目指しています。
