神戸酒心館

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月刊ゴルフ&ゴルフに「さかばやし」が紹介されました

神戸酒心館

月刊ゴルフ&ゴルフ(2007年3月号)に「さかばやし」が紹介されました。
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■■■月刊ゴルフ&ゴルフ
■■  関西 味めぐり
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■灘の酒蔵で会席料理を  神戸酒心館 さかばやし
灘は言わずと知れた酒どころである。東は西宮から神戸の灘まで国道43号線南側には酒造メーカーがズラリと並んでいる。食をとらえる場合、やはり作っている所で食べるのが旨いのは当たり前のこと。
しかし灘の酒造で酒えお飲みながら料理を食わせる所となるとなかなか少ない。神戸市東灘区の御影郷にある神戸酒心館は酒造では珍しく、゛地産地消゛が味わえる。今回紹介する「さかばやし」がその店。「福寿」のブランドで知られるこの蔵の敷地内には酒造りを行う福寿蔵、酒や食材の販売やホールがある東明蔵、本格的な和食が味わえる「さかばやし」の3つの施設がある。
 「さかばやし」は酒蔵を再現したもので、1階は天井が高く、2階に上がると天井が低いという独特の造り。この環境で酒が飲めるのは外国人にはことさら喜ばれるらしく、かつてフランスのシラク大統領夫人も訪れたという。
 さて、この店でまずオススメしたいのが豆富料理。酒と豆腐は江戸時代より親しまれているとのことで、店では珠州産の減農薬大豆と天然にがりを使い、豆腐を作っている。この自家製豆腐にはファンが多く、大豆本来の濃厚な味がし、昔懐かしいと評判。「さかばやし」には「豆富料理」1,800円や「寿蔵豆富セット」1,360円があるのでぜひそれお注文してほしい。では、酒はと言うと、ここでしか飲めない「蔵直採り生酒(くらじかどりなまざけ)」を。この酒は酒匠が福寿蔵のタンクより汲んできたもの。いわば造りたての日本酒である。灘の酒は俗に男酒と呼ばれる。硬水の宮水がその影響を与えるようで、しっかりした味がする。「蔵直採り生酒」はできたてなので荒々しさが感じられるが、濃醇辛口の酒は食事にぴったり。この酒を飲むとこの蔵のまじめさがひしひしと伝わってくるようである。
(月刊ゴルフ&ゴルフ 2007年3月号より引用)
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曽我 和弘
長年、出版畑を歩き、編集を主たる業務に(有)クリエイターズ・ファクトリーを設立。
特に食に造詣が深く、関西ではコメンテーターとしてメディアに出演することも。
飲食店のプロデュースや辻学園などでコーディネーターの講義も行っている。
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(酒造本部 安福嘉孝)