ソウルで日本酒イベントが開催されました
平成22年1月25日ならびに26日に韓国ソウルにおいて日本酒イベントが行われました。
このイベントに神戸酒心館も出展し絶賛を博しました。
韓国でも「福寿」のお酒をお楽しみいただけます。
■1月25日(月) 日本酒講演会、試飲会
コーディネーターは「YŌKOSO! JAPAN 大使」の李容淑さん。(写真右)
きき酒師でもあり、韓国における日本酒の応援団長です。
当社の酒ブース。
試飲会には多くの流通業者や関係者が集まりました。
■1月26日(火) 日本酒試飲・夕食会
日本酒好きが集まった会費制パーティー「サ・サ・サの夕べ」。
「サ・サ・サ」とは「サケを愛する人たち」を表す韓国語の頭文字を取ったもの。
このパーティーには韓国の著名人や名士が集まりました。
パーティーの最後に抽選会が行われました。
会場は大いに盛り上がり、「福寿 大吟醸 極上原酒」は弁護士の方に当たりました。
<産経ニュース 2010.2.1 03:25 >
【外信コラム】ソウルからヨボセヨ 日本酒好きはつらい?
ソウルに赴任して1年半余り。韓国での生活で唯一不満がある。日本の酒や焼酎がなかなか飲めないことだ。韓国は数年前から日本酒ブーム。日本酒を置いている店も結構あるのに、めったに口にすることができない。
なぜなら関税のため、韓国ではあまりにも高いのだ。店頭に並ぶとだいたい日本の5、6倍はする。だから韓国人にとっても日本酒は高級酒で羨望(せんぼう)の的だ。
にもかかわらず、韓国では熱烈な日本酒ファンが増えている。先日も、そんな大の日本酒好きが集まった会費制パーティー「サ・サ・サの夕べ」がソウル市内のホテルで開催された。
「サ・サ・サ」とは「サケを愛する人たち」を表す韓国語の頭文字を取ったものだ。日本酒を表す韓国語に「正宗(チョンジョン)」があるが、最近はそのまま「サケ」と呼ぶことも多い。
日本の蔵元数十カ所が会場に勢ぞろいし、韓国の日本酒党たちに直接振る舞っていた。パーティー参加者約90人の肩書を聞いてびっくり。企業の役員や弁護士、医師、大学教授…。韓国をリードするそうそうたる名士ばかり。しかもほとんどが知日家という。
日本の農家や韓国の自動車メーカーの労組などの強い反対で、遅々として進まない日韓自由貿易協定(FTA)締結問題。一日も早く締結されることを望んでいるのは、私だけでなく韓国の「サ・サ・サ」の皆さんもそうじゃないかしら?(水沼啓子)
