神戸酒心館

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蔵開きが開催されました

神戸酒心館

神戸酒心館の「蔵開き」が、11月21日(土)と22日(日)の2日間にわたり開催されました。
お天気にも恵まれ、両日多数の来場者で蔵は賑わいました。
蔵開きでは今年の新酒が振る舞われ、お酒の愛好家の皆様から大きな賞賛を博しました。
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神戸酒心館の玄関である長屋門。
青々とした真新しい杉玉が吊るされているのが目印です。
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これは新酒が出来た目印で、“酒琳”(さかばやし)といいます。
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「牛すじどて焼き」「おでん」「酒屋鍋」などお酒に合うお料理を販売しました。
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今年の新酒 「しぼりたて 純米酒」 と 「新酒 初あげ」は大人気でした。
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ご覧のとおり、中庭は多くの人であふれました。
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東明蔵のきき酒コーナーもこのとおり身動きが取れない状況。
新酒の説明も十分できず、ご迷惑をおかけしました。
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ここは記念撮影コーナー。
半被を着て蔵人気分が味わえます。
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恒例になりました蔵人による蔵見学。
日ごろは見られない舞台裏を蔵人がご紹介します。
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まずは醸造部長の宮本がご挨拶。
「当社の酒造り」についてビデオを鑑賞。
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ビデオ終了後、福寿蔵の4階に移動。
酒造りは、お米を蒸すことから始まります。
蒸し米は麹(こうじ)造り、酒母、もろみの仕込みに使われます。
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当蔵では今も甑(こしき)を利用しています。
甑とはお米を蒸す道具のこと。
良い蒸し米とはさばけが良くて外硬内軟なものをいいます。
この工程では吸水率が重要になります。
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麹を造る麹室。
「一麹、二もと、三造り」といわれるように、酒造りで最も大切なものの一つが麹(こうじ)です。
蒸し米に黄麹菌を植えて麹を造ります。
麹は酒母、もろみにいれて米のデンプンを糖化していく役割を果たします。
ほんのり甘い味わいの麹を実際に食べていただきました。
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もろみの発酵を促す酵母を大量に培養した「酒母」に「麹」、「蒸し米」、「水」を加えてもろみを仕込みます。
このもろみがやがて原酒となります。
仕込みタンクをのぞくと発酵している様子がご覧いただけます。
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20日ほどかけて発酵を終えたもろみは、圧搾機で搾られ、酒と酒粕に分けられます。
搾りたての新酒は、ろ過、加熱(火入れ)され、そして貯蔵されます。
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最後にお酒を搾る工程をご覧いただいて蔵見学は終了です。
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こちらは貯蔵タンク。
瓶詰めされるまでの間は貯蔵タンクで貯蔵されます。
本当に多くのお客様にご来場いただきありがとうございました。
今後とも神戸酒心館をどうぞよろしくお願いします。