神戸酒心館

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FUKUJU SAKEカクテル『 継水 (KEISUI)』 花岡 亮汰(大阪市)

神戸酒心館



FUKUJU SAKE Cocktail Competition 2026
≪入賞作品≫
【作品名】 継水 (KEISUI)
【お名前】 花岡 亮汰 (はなおか りょうた) 様 
【お勤め先】 XEX WEST / The Bar(大阪市)
     〒530-0001
     大阪府大阪市北区梅田2丁目2−22 ハービスエント 7F
     TEL: 06-4795-0065
 
【材料】
・福寿 純米吟醸 45ml    
・ルスタウ ベルモット ブランコ ドライ 10ml
・マンサニージャ(ラ・ヒターナ) 5ml   
・福寿 純米吟醸 (後入れ) 15ml
・すだちピール(香りのみ)

【ガーニッシュ】
・木の芽  
・エディブルフラワー ビオラ  
・金粉
 
【創作意図】
 本作品「継水(KEISUI)」は、酒蔵見学で感じた日本酒造りの技術と、その背景にある歴史、そして震災からの復興の物語から着想を得ています。
 福寿の酒蔵では、伝統的な製法とともに、宮水を用いた仕込み水など、土地と水、そして時間が重なり合う酒造りが行われていました。
 阪神淡路大震災を乗り越え、受け継がれてきたその歴史に触れたとき、「継承」と「時間の積み重なり」というテーマを強く感じました。
 カクテル名の「継水」は、受け継がれてきた技術と時間、そして水の存在を象徴しています。
 本作では加水を最小限に抑え、温度によって水の役割を再構築しました。冷やした福寿で輪郭を整え、常温の福寿を重ねることで、口に含んだ瞬間から時間とともに香りが立ち上がり、味わいが完成していきます。
 ドライベルモットで骨格を与え、マンサニージャのミネラルが全体を静かに引き締めます。すだちの香りは、繊細な輪郭を添えるために最小限にとどめました。
 すべてを均一にせず、あえて余白と変化を残すことで、“時間とともに完成する一杯”として表現しています。
 この一杯を通して、受け継がれてきたものの価値と、その先へと続く流れを感じていただければ幸いです。
 

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