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福寿の酒蔵について~これまでの歩み編~

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阪神淡路大震災を乗り越え、神戸酒心館として再出発してから今年で20年目を迎えます。
震災により蔵の倒壊など大打撃を受けた当社も、本当に多くの方々からのご支援のおかげで、今なお伝統の酒造りを続けさせていただいております。
20年目という節目の年を迎え、支えてくださった皆様に感謝の意味を込めまして、震災からこれまでの歩みをご紹介させていただきます。
これからさらに飛躍し、地域に貢献できるよう社員一同邁進してまいりますので、引き続きご支援賜りますようお願い申し上げます。
<震災前の酒蔵風景>
当社は灘五郷の西に位置する「御影郷」にあり、六甲山より海に流れる石屋川沿いに江戸時代に建てられた壱号蔵がございました。この古い木造蔵で灘伝統の生もと造りが行われ、界隈はタイムスリップしたように古い蔵が立ち並ぶ長閑な一帯でした。テレビや映画の撮影の舞台にもなるなどノスタルジックな雰囲気を醸していました。
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<震災直後の様子>
1995年1月17日の早朝、兵庫県南部を中心としてマグニチュード7.3という巨大地震が発生し、灘五郷一帯のほとんどの木造蔵が全壊しました。石屋川沿いの壱号蔵も全壊し、その無残な光景を見るといったい何が起きたのか全く分からない状態で、ただ茫然とするほかありませんでした。建物は全壊したものの、蔵で働く人たちが奇跡的に無事だったことが何よりの救いでした。
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<復旧作業>
蔵が倒壊したために通行できなくなっていた公道のがれき撤去や、周辺住民の方々に蔵の仕込み水を提供したり、、できるところからの復旧作業がはじまりました。

<蔵の再建>
戦時中、酒造りができないなど数々の苦難を乗り越えてきたことを思えば、この震災で福寿の歴史を決して終わらせてはならないと不屈の精神で蔵の再建を決断しました。
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再建にあたり、これまでのように酒蔵はただ、酒造りをするだけの場としてでなく、お客様にお越しいただけるような魅力ある場にしたいという方針を決定。酒造りの心臓部である醸造蔵を中心にショップや飲食施設、ギャラリー、酒蔵のイベントホールなどを併設した蔵を再建し、1997年「神戸酒心館」が誕生しました。
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〜神戸酒心館が再出発にあたり、取り組んだこと〜
・日本で初めての免震構造の酒蔵を建設
阪神大震災と同規模の地震が発生しても酒造りの灯は消してはならないと、日本初の免震構造を取り入れた酒蔵を建設しました。
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・木造蔵の保存
本社敷地内にあった木造の貯蔵蔵も大きな被害を受けましたが、何としても遺したいという蔵元の強い希望もあり、酒蔵ホールとして再出発しました。現在の酒心館ホールです。
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・古材の活用
石屋川沿いの壱号蔵で使われていた古材を新しい建物にも活用しました。酒心館には、今もなおかつての面影を感じ取っていただける場所に出会うことができます。
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・酒蔵の町並みの保全
失われた町並みを少しでも取り戻せるよう、古い蔵の移築や建物に黒板塀を取り付けるなど景観の保全に努めました。
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また、近隣の事業主様のなかには所有の商業施設や事務所に屋根瓦を取り付けたり、酒蔵をイメージするような配色の壁面を設けるなど周辺の景観に配慮していただいており感謝申し上げます。
<新しい蔵で酒造りを再開>
再建した新しい蔵での仕込みは1997年秋から。少人数でも手造りの酒造りが行えるよう、蔵人の導線も配慮した新しい蔵が完成。酒造りができる喜びをかみしめながら、無事に誕生したしぼりたての新酒の味わいは今でも忘れられません。
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<全国新酒鑑評会で金賞を受賞>
新しい蔵での酒造りを開始してから2年後、全国新酒鑑評会において金賞を受賞。
この年を皮切りに6年連続金賞を受賞することになります。
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<地域の方々との交流>
・新酒の誕生を祝う「蔵開き」を1997年の開館以来、毎年秋に開催しています。3世代のご家族でお越しいただく地元のお客様をはじめ、多くの方々にお楽しみいただいております。
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・若い人たちにも日本酒のことを知ってもらいたいと、毎年神戸市北区の大沢地区で地元の大学生を対象に酒米「山田錦」の田植えと稲刈りのイベントを実施しています。
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・手造りの酒造りを知っていただこうと蔵見学を随時行っております。一本のお酒ができるまでに多くの人の手が関わっていることをご理解いただける場となっています。

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<地域貢献>
・毎年、地元の小学生を対象に蔵に隣接するミニ田んぼで酒米「山田錦」の田植えと稲刈りを体験してもらい、米作りについて学ぶ機会を提供しています。
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・兵庫県が実施する地元中学生に職場を体験してもらう「トライやる・ウィーク」の受け入れ先として、毎年生徒のみなさんをお迎えしています。
<芸術・文化支援>
修復した酒蔵のイベントホール「酒心館ホール」では、伝統芸能をはじめ様々な催しを開催しております。地元に密着した文化活動を行う姿勢が評価され、2000年にはメセナ大賞(地域賞)を受賞しました。

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*「メセナ」とは、企業が行う社会貢献の一環としての芸術文化支援を意味します。

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<海外へ輸出を開始>
約10年前より海外にむけて当社のお酒の輸出が始まりました。今では世界各国で「和食」の評価が高まりつつあり、日本酒の認知度もますます広がってきています。現在では約12ヵ国に福寿のお酒が輸出されています。

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<世界的行事で提供される栄誉に輝く>
日本人の方がノーベル賞を受賞した年(2008年・2010年・2012年・2014・2015年)に開催される授賞式後の晩餐会や公式行事において「福寿 純米吟醸」が提供されるという栄誉に浴しました。

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ニューヨークで国連日本政府代表部主催による和食レセプションにおいて、安部総理夫妻による乾杯酒に「福寿 純米吟醸」が選ばれました(2016年)。

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<皇室・海外の賓客をお迎えしました>
■高円宮同妃両殿下 ご来臨(1998年)
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■フランス・シラク大統領(当時)夫人 ご来館(2005年)
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