神戸酒心館

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伝統と革新 日本酒文化を次世代へ(2026.1.22)

神戸酒心館

伝統と革新 日本酒文化を次世代へ

 昨年、日本酒業界にとって大きな朗報が届きました。日本の「伝統的酒造り」がユネスコ無形文化遺産に登録されたのです。日本酒の文化的価値が再認識される契機となり、特に海外で日本の酒に更なる関心が高まることが予想されます。この登録は、私たち酒蔵が守り続けてきた伝統の重要性を再確認させるものであり、今後の業界の発展に大きな影響を与えることでしょう。
 今、日本には世界中から多くの観光客が訪れていますが、その多くが「和食や日本の酒を楽しむ」ことを訪日の目的の一つに挙げています。また本年は大阪・関西万博が開催され、今まで以上に関西へ多くの訪日外国人が訪れることが予想されます。
 また、神戸酒心館内にはユネスコのもう一つの無形文化遺産である「和食」を楽しめる蔵の料亭「さかばやし」があり、酒蔵の蔵見学とお料理をお楽しみいただく有料の見学ツアーを充実させています。日本の伝統文化をより身近に、分かりやすくお伝えできるよう、魅力ある体験をこれからも提供してまいります。
 当社では、これまでに16か国語に対応したパンフレットを作成したり、館内施設に多言語が話せるスタッフを常駐させたりと、海外からのお客様に対してのサービスを充実させてまいりました。そして今春には、この度のユネスコ無形文化遺産登録や大阪・関西万博開催に伴い、蔵元ショップ「東明蔵」のリニューアル工事を予定しています。伝統的な酒造りを守りつつ、現代的な技術とデザインを取り入れ、訪れるお客様に新たな体験を提供する施設に生まれ変わりますので、ぜひご期待ください。
 さらに神戸酒心館内にはユネスコのもう一つの無形文化遺産である「和食」を楽しめる蔵の料亭「さかばやし」があり、酒蔵の蔵見学とお料理をお楽しみいただく有料の見学ツアーを充実させています。日本の伝統文化をより身近に、分かりやすくお伝えできるよう、魅力ある体験をこれからも提供してまいります。
 令和4年、当社は環境に配慮し、すべての施設内に再生可能エネルギーを導入するなど、将来を見据えた持続可能な酒造りに取り組んでいます。この度のユネスコ無形文化遺産登録という名誉を胸に、これからも私たちは伝統と革新を融合させ、次の世代へとつながる日本酒文化を大切に守り育てていきたいと考えています。
 なお、蔵元ショップのリニューアル工事は1月18日から3月3日まで行う予定です。工事期間中は、隣接する酒心館ホールで臨時営業しています(3月3日のみ臨時店舗も休業)ので、変わらずご利用いただければと思います。
(神戸酒心館広報部長 幸徳伸也)


2025年1月22日(水)産経新聞「伊丹・灘五郷 酒蔵便り」