【蔵元ならではの調味料】 煎り酒
煎り酒は、「いりさけ」と読みます。はじめて耳にする方もおられるかもしれませんが、江戸時代中期から後期にかけて醤油が普及するまでは広く一般的に親しまれていた調味料です。日本酒に梅干しを入れ、弱火でじっくりと煮詰めたもので、味わいはすごく繊細。白身魚のお刺身や貝類、豆腐など淡白の素材につけて食すと、なんとも上品な味わいが楽しめます。素材を活かすお料理にはぴったりですので、ぜひ一度味わってみてください。
■蔵の料亭「さかばやし」では、お造りをご注文いただいた際に煎り酒をご提供しております。
投稿日:2011.1.27