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今月のうまいもん

7月のうまいもん/全国にその名を轟かす逸品 明石ダコ

7月のうまいもん/全国にその名を轟かす逸品 明石ダコ

7月は明石ダコを食べて半夏生の復活を! 7月1日に半夏生(はんげしょう)なる風習があります。これは二十四節気に含まれない暦日で、夏至から数えて11日目となる7月2日頃がそれに当たります。今年は暦の関係上、7月1日が半夏生になっています。昔はこの日までに田植えを終わらせないと、秋の収穫に影響を及ぼすといわれており、半夏生の日にタコを食べて豊作を祈ったようです。 なぜ半夏生にタコを食べるかとい...

6月のうまいもん/霜降り肉を意識した豚肉

6月のうまいもん/霜降り肉を意識した豚肉

地元兵庫が躍起になってPRする「ひょうご雪姫ポーク」 お洒落なイメージが強い神戸市ですが、実は北区や西区には田畑も多く、農業が盛んな地でもあります。殊に小松菜やホウレン草などの軟弱野菜は高品質で、都市近郊型農業の典型的産物として隠れた名品にもなっています。同じ農業の分野では、畜産があり、神戸というと、牛肉が有名で、その名は全世界に発信されるほど。それくらい神戸ビーフは、旨い肉といわれてい...

5月のうまいもん/丹波・婦木農場の有機野菜

5月のうまいもん/丹波・婦木農場の有機野菜

野菜は作り手によって味が変わる! 最近、地野菜がやたらと話題にのぼります。これは野菜にとって大事なアイテムがブランド名よりも鮮度だと理解される方が多くなり、これまでのような農業大国(北海道や信州)のものより、近場の産地のものの方が鮮度が良いと近郊の農産物を選ぶようになってきたことによります。 我が兵庫県は、南に瀬戸内海、北には日本海と魚介類の豊富さには事欠きません。それに加え、但馬牛や神戸牛が...

4月のうまいもん/春に山菜を食べるのは理にかなっている

4月のうまいもん/春に山菜を食べるのは理にかなっている

春は、苦みを味わうべき 俗に春は苦みを食べるといわれています。根菜類を中心とした冬野菜が終わりを告げ、芽吹く季節の到来を心待ちにする春は何となくうきうき気分に_。それとともに食欲もグンとアップしそうです。ところが食材に目を移すと、これといった野菜がなく、大半の農家も夏に旬を迎えるであろう農作物の準備をする頃なので、巷には筍ぐらいしか売りになる野菜が見つかりません。そこで昔の人が目をつけたのが山菜...

3月のうまいもん/明石 いかなごのくぎ煮

3月のうまいもん/明石 いかなごのくぎ煮

神戸の春の風物詩を酒蔵ならではの味わいで楽しむ 神戸の春の風物詩といえば、近年ではいかなごの釘煮でしょう。早春にはスーパーでそれを作るセットが売り出され、市内の郵便局でもタッパーといっしょに詰めて送るシステムが大々的に掲出されます。このことでもわかるように神戸の各家庭では各自が作ったいかなごの釘煮を遠くの友人に送る習慣が当たり前のように行われるようになりました。 こんな風習が広まったのは、20...

2月のうまいもん/香住の「紅ズワイガニ」

2月のうまいもん/香住の「紅ズワイガニ」

香住漁港が力を入れてアピールする「紅ズワイガニ」の味 旅行関係者や通販業者に聞くと、関西人ほど「カニ」好きはいないらしく、冬になるとそれを求めて買い物ツアーやテレビショッピングなどが加速。右を向いても左を向いても「カニ」だらけの状態になるそうです。これは私の自論ですが、高級な食材ほどそれなりの対価を払わねば旨い味にありつけないように思います。なので格安なものは、まず疑ってかかれがグルメの鉄則...

1月のうまいもん/“クエ”はふぐと並ぶ冬の味覚

1月のうまいもん/“クエ”はふぐと並ぶ冬の味覚

淡白なのに、脂を有す「クエ」を食べつくす ふぐや蟹と並んで冬の名素材といわれるのがクエです。クエを有名にしたのは、和歌山の日高や白浜。海水浴で賑わう同地が、冬の観光ネタとしてクエ鍋を売り出し、それが見事に当たったわけです。元来、関東はアンコウで、関西はふぐといわれた嗜好ですが、今さらアンコウに手を出すわけにはいかなかった関西人が、それに代わるものとしてクエをクローズアップし、バブル期のグルメ...

12月のうまいもん/淡路・福良の三年とらふぐ

12月のうまいもん/淡路・福良の三年とらふぐ

今や下関産を凌ぎつつある淡路島・三年とらふぐ 「フグを食すことは、文化そのものだ」。こう言ったのは、作家の坂口安吾だったかもしれません。当然ながらふぐには毒があります。だが、それを知ってまで人は食べようとして来た歴史が存在したのです。例えば、原始時代、ある男が毒のある箇所を知らずにふぐを食べたとします。彼は毒にやられ、息を引きとる間際に「フグの目玉には毒がある」との言葉を残しました。その教訓から次...

11月のうまいもん/落ち鱧

11月のうまいもん/落ち鱧

鱧の本当の旬は、晩秋にあり この時期はやはり「落ち鱧」を! 鱧は晩秋に限る、こう書くと夏の魚なのになぜ?と思うかもしれません。鱧の旬を夏だと決めたのは、昔の京の料理人達で、交通の発達していない時代に陸路を経て京まで運ぶには鱧が都合のいい魚だったからです。鱧は一般の魚と違って生命力が強い。水から揚げても皮膚呼吸だけで24 時間以上生きるといわれています。かつて夏場の魚に困っていた京の料理人がその点に...

10月のうまいもん/足赤海老

10月のうまいもん/足赤海老

“足赤”と呼ばれる内湾の海老は、車海老と見間違えるほど甘くて、風味がある ...

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