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今月のうまいもん

今月のうまいもんさかばやし

3月のうまいもん/酒粕料理

明石浦漁協とコラボした「浦サワラの吟醸粕漬け」は、稀少な一品 JR明石駅から南西に歩くと明石浦漁港に至ります。ここで明石ダコや明石鯛など様々な魚介類が水揚げされます。明石浦漁協のセリ担当・宮﨑鉄平さんの話では、「明石の名産は、凧(タコ)に乗り(海苔)たい(鯛)」と覚えると良いそうです。全国的に知られた明石ダコ、明石鯛、明石海苔は、今や兵庫県を代表する名産品で、これらは全て明石浦漁協を...

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2月のうまいもん/酒粕

田辺聖子著「芋たこなんきん」にちなんで新たな酒粕料理が  毎年2月から3月までは、酒粕プロジェクトの実施期間です。10年ぐらい前には、酒粕文化が薄れ、関西でも粕汁を作る家庭が少なくなっていました。加えて、日本酒の生産量の減少や製造方法の変化により酒粕の流通量が減少し、市場に出回る酒粕が少なくなっていきました。「日本一の酒どころ」と言われる灘五郷でさえ、酒粕文化が薄れつつありま...

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1月のうまいもん/須磨海苔

黒くて肉厚がいい地元の名産品 私達の食生活に欠かせないものの一つが海苔でしょう。日本人と海苔の関わりは古く、1500年前ぐらいから食していたとも伝えられています。海苔の消費量を見てみると、2020年の調査では佐賀県が全国トップ。流石に海苔の名産地である有明海を抱えている県といえるかもしれません。ちなみに佐賀県・福岡県・熊本県の三つを合わせると、海苔の生産量は全国の約6割を占めるそうです...

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12月のうまいもん/淡路島三年とらふぐ

今や兵庫県を代表する名産品に成長  寒風吹きすさぶようになると恋しくなるのがふぐでしょう。関西人は、特にふぐ好きで知られ、「てっちりを食べないと今年が終わらない」と言う人までいるくらいです。最近では首都圏でもふぐ食が増えてきているそうですが、それでも大阪府下の消費量は、まだまだダントツで全国の6割も占めるそうです。元来、ふぐは、下関を中心に西日本で水揚げが多い魚。その漁獲高は、天然も...

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11月のうまいもん/秋のきのこ

低カロリーで、免疫力アップに役立つきのこはいかが?  秋は食欲が高まる季節。この時期になると秋の味覚として美味しくなる食材が取り挙げられます。戻り鰹に、紅葉鯛、魚へんに春と書くのに実は鰆も秋が旬。鱧だって夏ではなく、晩秋が本当の旬に当たるのです。栗に柿だってこの季節の産物。こうして考えれば秋の味覚はたくさんあることがわかります。  そんな中でも日本人がイメージする秋の味覚は、松茸ではな...

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10月のうまいもん/丹波 婦木農場の秋野菜

丹波 婦木農場の秋野菜 農場で製造されたチーズも黒枝豆同様に注目! 猛暑、酷暑とはよく言ったもので、今年の夏は連日体温レベルの暑さ。堪えたのは人だけではなく、野菜や米といった農作物にもかなりの影響が出ているようです。10月の収穫見込みを農家の方に聞くと、「季節は秋真っ盛りなはずなのに、9月が8月並みの暑さだったために作物の生育が思うようにいかない」と嘆いていました。毎年、この時...

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9月のうまいもん/神戸のいちじく

全国的に名を轟かせる神戸の農産品 一般の方は、意外な印象を受けるかもしれませんが、実は神戸は農業王国。海に面した都市部は一部分にすぎず、北区や西区には農地が広がっています。産物としては、春菊やホウレン草などの軟弱野菜が有名で、苺やいちじくも特産品に挙げられます。特にいちじくは、都市近郊型農業に向いているので有名。いちじくの産地は、愛知・和歌山・兵庫・大阪が多く、兵庫県下では川西と...

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8月のうまいもん/淡路島の鱧

鱧は大物に限るは、漁師町の常識  「エッ?!15kgの鱧が水揚げされた!」。7月の初めにこんなニュースが淡路島由良漁港から飛び込んで来ました。早速、現地に行ってみると、見事な大きさ。人の背丈ほどあろうかという大ぶりで、意外にも大人しく、漁港にある「海幸丸水産」の水槽でのんびり泳いでいました。由良漁協に属する「海幸丸水産」の橋本一彦さんの話によると、「水揚げが多かった昔は、このぐらいの...

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7月のうまいもん/明石蛸

激減高騰する地の名産だが、蛸漁応援の意味でも食べたい!  「蛸をテーマにしたイベントは、なかなか難しいのでは…」。かつて「さかばやし」で半夏生(はんげしょう)のイベントを企画した時に、ある農水関係者からそんな言葉を投げ掛けられました。彼らの論理も納得のいくもので、「鱧やフグは高級魚との認識が高く、人気もあるので集客できるが、いくら良い蛸を持って来たとしても身近すぎる食材なので注目が集...

酒心館今月のうまいもん

6月のうまいもん/泉州水茄子

その瑞々しさと灰汁の少なさ、皮の薄さから生でも食せる茄子に  野菜でもなかなか生で食しにくい素材は幾つかあります。そのうちの一つが茄子でしょう。茄子は灰汁があって皮も厚く口残りがするために生で食べることはほぼありません。ところが、水茄子に限ってはそうではなく、むしろ食べ方は生か、浅漬けに限っているようです。水茄子は、その名の通り水分が多く、灰汁も少なく、皮も薄いので口残りを気にすることが...

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