神戸酒心館

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福寿の酒を醸す人々

神戸酒心館

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福寿の酒造りは、5名の蔵人を中心に秋から春にかけて行います。手造りのため生産量に限りはございますが、米の旨みを引き出した「濃醇で綺麗な味わい」を目指し、みな日々酒造りに励んでいます。蔵人の酒造りにかけるひたむきな姿勢、そしてその熱い想いを感じていただきながら、福寿の酒をぜひお楽しみください。
【醸造部長】 宮本哲也
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1年間の醸造計画から原料米の調達など酒造り全般の総責任者。
<酒造りにかける想い>
学生時代に酵母と出会い、微生物の無限の可能性を感じました。
現在もその能力に驚きを感じ、良い酒を造ろうとする熱意と関心、その意志を持った部員たちと一緒に酒造りできることが一番の幸せです。
「人が酒を造り、酒が人を造る」と言われているように、これからも「和」を大切にし、おいしいお酒を造りたいと思います。
【麹造り担当】 義積一彦
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麹室で行われる麹造りの一切を担う責任者。原料処理全般の管理も担当する。
<酒造りにかける想い>
「一、麹、二、もと、三、造り」と言われるほど、麹の良し悪しでお酒の品質が決まると言っても過言ではありません。
麹もただ良いものを造ればよいというわけではなく、それぞれの酒の特長を引き立たせる麹でなければなりません。
毎日、米と向き合い、人の持つ五感を最大限に活かして理想の麹を追い求め、日々さらなる精進を続けます。
【酒母担当】 松末泰宏
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生もと造りをはじめ、酒母造りの責任者。生酒や品評会に出品する酒の管理も行う。
<酒造りにかける想い>
『井の中の蛙 大海を知らず、されど空の高さを知る。』      
狭い世界の理しか知らないかも知れませんが、日本酒の理については、深い知識への渇望と美味さへの思いがあります。
その終わりなき極上の一滴へと至る旅路に、誠心誠意尽力してまいります。
【醪・上槽担当】 大久保和俊
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醪(もろみ)の管理と上槽(酒をしぼる工程)の責任者。酒粕の管理も行う。
<酒造りにかける想い>
米と水、麹菌と酵母菌。原料はシンプルですが、古き時代から培われてきた人の技によって、微生物の力を最大限に活かし、時間をかけて日本酒は醸されます。日毎に姿・香味を変えてゆく醪に日本酒の奥深さを感じながら、美味しい酒が搾れるよう、日々酒造りに励んでいます。
【甑担当】 長曽正樹 
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蒸米作業の責任者。原料米の保管管理も行う。
<酒造りにかける想い>
入社したての頃、先輩に『僕達は酒造りに命を懸けている。』と仰っていたのを今でも鮮明に覚えています。
良い志を持った人の手から良い酒が造られる事を実感し、そんな先輩達の背中を見て学び、自身もその一員として働ける事に誇りと幸せを感じています。
真直ぐに酒造りと向き合い精進してまいります。